小学6年生個人レッスン(愛知郡)〜幼い頃からサッカーを経験してきた子の落とし穴〜
学年:小学6年生(11歳)
経験:週数回
回数:4レッスン
目的(悩み):リフティング回数、ワンプレー後の切り替え。
住んでいた場所の関係もありますが、
昔はサッカーなどの習い事を始めるのは早くても小学生の低学年だった気がします。
私もサッカーを始めたのは小学生2年の時にスポーツ少年団で始めました。
現在では数多くのサッカースクールが増え、
年少〜年中といった幼い頃からサッカーのスクールに通っていた子が多くなったように感じます。
そして幼い頃よりボールに親しんでいますので、とても上手い子も多いです。
そのような子供達は、
パスもしっかり蹴れますし、当たり前のようにボールをトラップします。
しかしながら、その当たり前が落とし穴になっている事も日々感じます。
来たボールを当たり前のように足で止める。
幼い頃より繰り返し行ってきた事なので、体がトラップの仕方を覚えていますし、
ボールをどこでもらうのか(走る方向)も自然とやっています。
当たり前になってしまっているからこそ、何も考えずに動いています。
私も高校生くらいまで何も考えずにプレーしていました。
試合を通して体が勝手に覚えているイメージです。
ある日監督から、
次にどこに動く?なぜそこに動いたか説明しろ。
と言われた時、頭は空っぽでした。
サッカーは足でやるスポーツで、体でするスポーツです。
しかし頭で考える事もとても重要であると思います。
幼い頃から培った経験でただただトラップする事から、
足のどこで・ボールのどこを、
ピタッと止めるのか、次に蹴りやすいようにすこし前に運ぶのか、
そしてなぜそうするのか?
など頭で考えながら一度練習してみるとまた一味違った世界が見られると思います。
ただ(当たり前に)プレーすることから、考えてプレーする選手に。
成長の仕方も格段に差がついてくると思います。