小学6年生個人レッスン(愛知郡)〜ボールを奪う為のポジショニング〜
学年:小学6年生(11歳)
経験:週数回
回数:4レッスン
目的(悩み):リフティング回数、ワンプレー後の切り替え。
今回はボールを奪う際のポジショニングの中でも、
相手がボールを回している中での自分のマークとボールの位置に対してどこにポジションを取ればいいかについて。
狙うべき優先順位として、
①インターセプト
②トラップ際
③前を向かせない
があります。
まずはインターセプトを狙う事。
自分のマークしている選手にパスが来た時にボールが渡る前に奪ってしまう。
その為にはマークしている相手とボール保持者が見える位置で、なおかつパスがマークしている相手に渡る前に奪える距離を保つ事が大切です。
また注意してほしいのが、
インターセプトを狙う事を意識しすぎるあまり自分の裏(背後)にボールを出される事です。マークしている相手に外側に回られゴールに前向きにボールが渡ってしまうので非常に危険です。
次に、パスのスピードや裏へのボールに気をつけているとマークしている相手にボールが渡ってしまいます。
その時にトラップした瞬間を狙う事。
トラップした時に少しボールと相手の距離が出来た時やボールがバウンドしている時などを狙ってボールを奪います。
この際の注意点は、
相手がトラップと見せかけてダイレクトタッチでボールだけ進行方向に行かせ遅れて自分が裏を駆け上がることがあります。
一発で抜かれるとよく言いますが、
それをさせないためにトラップ間際も狙いつつも相手の進行方向は体で防いでおけるようにしたいです。
最後に、インターセプトもトラップの間際でもボールを奪えなかった時。
相手に前を向かせない事が大切です。
ボールを奪えなくても相手に前を向かせない、時間を稼ぐ、相手にボールを下げさせる。
しっかり相手の背後にピッタリ付いて、相手がボールを後ろに下げさせることが出来れば良いです。
まとめになりますが、
相手がボールを回している中での自分のマークとボールの位置に対してどこにポジションを取ればいいのかは、
自分のマークとボール保持者が見える位置でインターセプトが狙える位置。
なおかつ裏にボールを出されても自分の方がすぐに追いつく位置である事が大切です。