top of page

小学6年生個人レッスン(愛知郡)〜サッカーの重要素SAQ〜

学年:小学6年生(11歳)

経験:週数回

回数:4レッスン

目的(悩み):リフティング回数、ワンプレー後の切り替え。


サッカーにおいてスピードといえばアジリティという言葉にまとめられがちですが、SAQという要素があります。


Sはスピード、Aはアジリティ、Qはクイックネスです。

全て速さに関しての要素ですが、少しづつ意味も変わっています。


・スピードは単純に足の速さだけでなく重心の移動の速さも含まれます。

・アジリティは素早さ(敏捷性)と方向転換をする際の減速や加速をバランス良く行う正確さ。

・クイックネスは日本語で「俊敏性」という意味で、アジリティと違い、ただ素早さ速さだけが求めれ、正確性を必要としない。


このように3種類に分けられ少しづつ意味も変わって考えられますが、重なりあう部分もあります。

その中でもとくにアジリティとクイックネスは「速さ」としての種類が似ている為、重なり合う部分が多々あります。


その為、アジリティトレーニングではクイックネスとアジリティ両方を同時に鍛えることができます。


サッカーにおける敏捷性や正確性を鍛えることができるアジリティですが、

このアジリティは神経系の発達が向上している育成年代で鍛えておく必要があります。


育成年代とは小学生低学年~高学年にかけて「ゴールデンエイジ」と呼ばれる成長世代があります。


この時期は、特に神経系の発達が著しく向上し全体の約90%が完成される年代になります。

ゴールデンエイジ世代で神経系の発達を促すアジリティを向上させることで今後のサッカーにおける成長を助けてくれます。


・加速はできているか?

最初の出だし3歩目あたりから加速ができているかが重要です。

素早く足を動かすことができる俊敏性を鍛えることにより爆発的な加速が可能。


・減速はできているか?

状況にあった減速ができているか。

例えば相手が追ってきている状態で急な減速で相手を交わすことができているか。

状況に応じ緩急をつけるために減速することは重要な要素になってきます。


・進みたい方向へ素早く方向転換できているか?

減速してからの方向転換は、とくに重心の移動が重要です。

素早く重心を転換したい方向へ移動することができるかが重要になります。

スムーズに方向転換できてない場合は、重心の移動を鍛える必要性があります。


・重心の位置は適切か?

重心の位置が、低すぎたり高すぎたりするとスムーズな動きができない。

自分に適した重心の位置を覚える必要があります。

適切な重心をとることができれば、

サッカーにおいてスムーズなプレーを行うことができます。


SAQの要素で自分がどの部分が足りていないのか。

その足りない部分を伸ばせば一瞬のスピードで相手を置き去りにすることが出来たり、

相手に抜かれてもすぐに対応することが可能になると思います。


小学生年代では瞬時の動きが弱い傾向があります。

単純な縦へのスピードがあっても横の動きが苦手なことが多いです。

レッスンの中でもSAQのどの部分が足りないのか、そこを補えるようにその子にあったレッスンを行っております。

閲覧数:13回0件のコメント

最新記事

すべて表示

学年:小学1年生(7歳) 経験:サッカースクールで週3回程度 回数:12レッスン 目的(悩み):蹴り方、守る・ボールを奪う意識づけ。 北区の小学1年生のレッスンでした。 年長時から一緒にトレーニングしていますが、ドリブルがとても上手でボールを扱うのが得意です。 まずは基礎の確認やリフティングからはじめ、 一対一とリフティングテニス、 体力面へのアプローチのためのダッシュを行いました。 リフティング

学年:小学4年生(8歳) 経験:4年間・週1回程度 回数:2/8レッスン 目的(悩み):基礎の技術、リフティング、試合で活躍したい。 千種区の小学4年生の個人レッスンでした。 2回目という事で、 前回同様苦手な部分の基礎の確認とキックの確認修正から始め、 片足リフティング、左右のリフティング、 アウトサイドのドリブル、 シュート、 リフティングテニス、 一対一、 ステップをしながら基礎の練習を行い

学年:年中(4歳) 経験:サッカークラブで週1〜2回 回数:6レッスン 目的(悩み):基礎構築、リフティング、ドリブル。 学年:小学3年生(8歳) 経験:サッカークラブで週2〜3回 回数:31レッスン 目的(悩み):基礎構築、リフティング、ロングキック、ボールを持った後の対応。 瑞穂区の兄弟レッスンでした。 前回に引き続き基礎の部分を重視しトレーニングを行いました。 その中で特にドリブルのキープ力

bottom of page