小学5年生個人レッスン(守山区)〜GKとの一対一で決めきれない対処〜
学年:小学5年生(10歳)
経験:サッカークラブで週4〜5回
回数:12レッスン
目的(悩み):ドリブルの緩急と相手の逆を突く動き。GKとの一対一。
私も高校時代までFWとしてプレーしてきたのでGKとの一対一は多々経験してきました。
プロの試合を見ていても裏に飛び出したFWとGKの一対一で決めて当たり前という状況で枠をはずしてしまったり、GKにうまく止められたりするシーンは珍しくありません。
今回のレッスンの生徒もGKとの最後の一対一のシーンで決めきれないという課題がありました。
GKとの一対一で決め切るには、距離感とシュートコースを作る事が大切です。
自分にとってGKと一対一になった時にまず考える事はサイドに早いボールを転がす事です。GKにとって足元の届かない所を狙われるのは非常に守りづらいからです。
ただし、一定の距離があってシュートコースが空いている時です。
距離が縮まってしまうとGKの足にボールを当ててしまったり、GKの触れないコースを狙ってもゴールの枠からはずしてしまう事があるからです。
次にGKとの距離が短い時はGKを躱す事を選択します。
GKはシュートを打ってくるはずと考え重心が低くなっているので簡単なシュートフェイントでも抜きやすい状態にあります。
しかし抜いた後のタッチが大きかったり、その後のシュートまでのスピードが遅いとDFが戻ってきたりGKがもう一度来たり、シュートコースが無くなってしまいます。
GKを抜く時は、その後のシュートまでの速さを意識したいです。
この2つが確実な選択肢です。
その他にもGKが出てきた時にループシュートを狙ったり、GKの届かないゴールの上角などをうまく狙う選手を多く見ますが、決定率で言えば難しい部類のシュートだと思います。
ここでいうGKとの一対一を決めきるためのレッスンとしては、確実にゴールのサイドに流し込める為のGKとの距離感とシュートのスピード・正確性・判断をトレーニングの中で考えながら行いたいです。
GKを抜く練習も、タイミングやタッチの仕方などをしっかり身につけておきたいです。