小学5年生個人レッスン(守山区)〜絶対にボールを失わないマンになろう〜
学年:小学5年生(10歳)
経験:サッカークラブで週4〜5回
回数:17レッスン
目的(悩み):ドリブルの緩急と相手の逆を突く動き。GKとの一対一。
長くレッスンを受けてくれている小学5年生のレッスンでした。
基礎がしっかり身につき、ロングキックもほぼ完璧に蹴れるようになりました。
全ての項目で一定以上のプレーが出来ると思いますが、
選手として特別な長所(強み)はなにかと言われた際はどうなのか?
圧倒的なスピードや身体的大きさなど最初から備わっている力とは別に強みを作っていきたいです。
この子の場合は、キープ力・突破力・シュート精度を今後さらに磨いていけたらと思いました。
そこでキープ力ですが、絶対にボールを失わない選手というイメージを敵味方(監督含め)に印象づけるような選手になりたいです。
実際に、南米の選手はキープ力が高いのでボールをほとんど失わないです。
ボールを失わないのでピッチ上の周りの選手たちからの信頼も自ずと高まるます。
そして信頼が高い選手というのは世界からも高い評価を受けます。
もちろん有名な選手でもコントロールのミスはします。
しかしミスをミスで終わらせず、
そのルーズボールを何とかキープしてミスを帳消しにしようします。
それはチームのためにボールを失わないということであってそういうプレーがまた彼らの評価を高めます。
ドリブル突破にしても、毎回必ず抜けるわけではありません。
抜けなくてもボールは相手に渡さない。
そこが大切です。
ドリブルで抜けなくても、トラップのコントロールが上手く行かなくても、ボールと相手の間になんとか体を入れてボールをキープしましょう。
その時、前に話した半身の態勢が非常に重要になってきます。
そしていかに広いスペースにいけるかも大切になります。
よく指導者や親御さんの間で、あの子は個性がない選手と言われてしまっている事があるかも知れません。
圧倒的なスピードや身長の高さなどの個性は、すぐに埋めることが出来ません。
しかしキープ力に関しては、練習次第でどんどん身につく技術です。
そして今後もっとも必要になってくる技術になります。