小学5年生個人レッスン(守山区)〜相手を抜かずにゴールを奪う〜
学年:小学5年生(10歳)
経験:サッカークラブで週4〜5回
回数:19レッスン
目的(悩み):ドリブルの緩急と相手の逆を突く動き。GKとの一対一。
プロの試合でよく見る得点シーンで上手いなと思うシュートは、
DFを抜ききらずにゴールを決めてしまうシーンです。
多くの子供達は、
相手を抜ききってからシュートを撃つという考えに縛られている事があります。
それはこれまで教えてきた指導者(経験してきた練習)の責任でもあるかもしれません。
従来のシュート練習では、
DFがいない状態でフリーでもらいシュートを撃つ練習。
一対一で相手を抜いてシュートを撃つ練習が多いと思います。
試合ではそのようなシーンは滅多に訪れません。
そして試合での密集した場面では、
相手を確実に抜ききる事を重点してしまうと時間がかかってしまい他のDFに囲まれたり、シュートまで辿り着かなかったり
ゴールする事が難しくなる事もあります。
相手を抜かずぬシュートを撃つタイミングと技術を身に着けられれば、
もっと簡単にゴールを奪えます。
相手を抜かずにシュートを撃つ事は、相手GKにとって味方DFがブラインドになり、タイミングも取りづらく、上手くコースを狙われたら止める事が難しいシュートになります。
そのシュートを撃つには、
抜くと見せかけ真横や少し後ろ斜めに下がりながらでもコースにしっかり蹴り込んだり、
フェイントでDFのタイミングをずらしながらも足にぶつけずに(股を狙うことも)蹴り込んだりと様々な技術が必要になります。
日頃から練習しておくことにより、
GKの取りづらいシュートを相手DFを抜かずとも出来るようになれれば選手にとって大きな強みになると思います。