小学5年生個人レッスン(天白区)〜判断が遅い対処法〜
学年:小学5年生(11歳)
経験:サッカークラブで週3〜4回
回数:12レッスン
目的(悩み):基礎、ロングキック、ボランチの要素、ジュニアユースに向けて。
サッカーを通して、度々耳にする言葉が、判断が遅いという言葉です。
(1)顔が上がっていない。
周囲の状況をパスを受ける前から把握できていない為、
ボールを受けてから次に何をしようか答えを見つけるために周りを見る。
そこからゴール前であればシュートなのか、パスを選択するのか、ドリブルで相手を交わすのか選択します。
パスを受ける前から首振りができていれば(顔が上がり周囲を確認できていれば)、
次に何をしたらいいのかという答えがより早く見つけられます。
(2)状況を理解する力。
パスを受ける前から首振りができている子でも判断が遅いと感じる場面が存在します。
そうゆう子は状況を理解できていません。
複数の選択肢がある中で一番最良な選択をできる為にサッカーに対する状況の理解が必要になってきます。
例えば、
味方のゴール前でボールを拾った場面で、リスク対処の敵陣へのクリア・カウンターチャンスの前線への速い攻撃が出来るにも関わらずボールをこねてしまったり奪いに来た相手をドリブルで抜こうとしてボールを奪われてまたピンチになる場合がそうです。
(3)技術的な問題
技術的な面で判断が遅いとされる一番の部分は、ボールを止める部分。
そして止めてから蹴る速さの部分です。
ボールを止めるという点で自分の思い通りの場所にボールを置くことが出来るようにしたいです。
この3つの観点が出来るようになれば、
判断が遅いといわれる対処法につながると思います。
まずは日頃の練習から首を振る習慣づけ。
次に何を見るのか(味方・相手・スペース)、そして次の行動の選択肢を増やしどれを選択するのか。
止めるけるの基本的な技術を突き詰めて習得する事。
マンツーマンレッスンでも初期の段階で指導する基礎的な部分ですが、
一番大切になる部分でもあるので継続して意識して日々の練習を行っていきましょう。