小学5年生個人レッスン(天白区)〜ボランチでの守備〜
学年:小学5年生(11歳)
経験:サッカークラブで週3〜4回
回数:7レッスン
目的(悩み):基礎、ロングキック、ボランチの要素、ジュニアユースに向けて。
サイドバックからボランチにコンバートした生徒様のレッスンでした。
守備面での違いで少し不安に感じていました。
サイドバックとの守備の違いについて。
中盤での守備はサイドバックの時と同様にまずインターセプトを狙います。
しかし間合いを詰めすぎず、自分のマーク以外の縦のパス(楔)も出来るだけカットできるようなポジショニングを取りたいです。
必然的にサイドバック時の守備のポジションとは少しだけ距離をとったポジショニングしたいです。
そしてインターセプトと味方が抜かれた時のカバーが出来る位置を連動して取り続けれるようにしたいです。
また味方の前線とDFの間のバランスを取れる位置を見つけポジショニングする。
それか間延びしないようにDFラインを動かしたりとDF時と同様の指示ができればなお良いです。
カウンター時の数的不利時にボール保持者にアタックするのか、遅らせて味方の戻りを待つのかというの対応ですが、非常に難しいです。
状況にもよりますが、数的不利であってもボールを奪えたら逆にチャンスがまた訪れる事になります。
なのでまずは奪えるかどうかの判断を瞬時に行う事。
ボールの溢れる場所を予測し相手のカウンターを受ける前にボールを奪う事。
それが無理なら遅らせて味方が戻るまで相手が前に進むのを防ぐ。
非常に難しいポジションです。
ボランチに良い選手がいるチームは強いです。
ボールを刈り取る、攻撃の循環剤になる、守備のバランスをとる。
やることは多いですが、サッカーの醍醐味の要素を全て経験できるので頑張って欲しいです。