小学3年生個人レッスン(昭和区)〜初回レッスンで生徒のどこを見ているか?〜
学年:小学3年生(8歳)
経験:スクールで週2回
回数:4レッスン
目的(悩み):基礎構築、リフティング回数、スクールで上のクラスに上がりたい。
今回は初めてレッスンに来てくれたお子様のどの部分を見ているのか?という点を紹介したいと思います。
レッスンでは最初に準備運動やストレッチをします。
(この時ももちろんしっかり目的とした箇所が伸ばせているかを見ながら修正も行います。)
次に緊張を解す事も兼ねて、必ずお子様と短いパス交換をします。
何気ないサイドキックのパスの交換ですが、この時間が一番大事だと思っています。
立ち方から、キックまで、サイドキックが正確に出来ているのか、トラップは理解して行えているのか。
このパス交換でその子の基礎の部分がどれだけ構築されているのかが分かります。
短いパスから徐々に距離をとっていって、インステップキックやインフロントキックのロングキックまで発展しますが、終始足元を見ています。
蹴り足の当てる場所、角度、軸足の位置など細かいとこまでしっかり見てその子にとってどうしたらもっと強く正確に蹴れるのか、もっと高く距離があるキックが出来るのか分析しています。
殆どの子はキックに修正点が見受けられるので改善をしていきます。
その時点で改善は出来ますが、今まで何年もその蹴り方で蹴っていますので、身につくまでは今後同じように修正を加え身につけていきます。
トラップが理解して行えているのかという点について、殆どの子はトラップに対してボールに足を当てるだけ、ただなんとなくやっている子が多いです。
どうしたらしっかり止まるのか、自分の思っているところに止める・動かすをしっかり理解して出来るようになれば、トラップが相手を抜く道具にもなります。
なので初回のレッスンで一番見ている所は、パスとトラップです。
そしてサッカーで一番と言っていいほど大切なのもパスとトラップです。
日頃から意識しながら練習に励んでほしいです。