小学3年生個人レッスン(三重県桑名市)〜相手の逆を突く事〜
学年:小学3年生(9歳)
経験:週数回
回数:5レッスン
目的(悩み):突破力向上、守備時に棒立ちになってしまう。
小学生年代で流行(?)している足技や跨ぎ技、よく動画で拝見致します。
とても上手くボールを扱い、自分の体の一部のようにボールを動かせていて感心します。
レッスン生徒や親御様でももっと相手を抜くフェイントを教えて欲しい。
いわゆるフェイントの反復練習をして欲しいという要望もあります。
私自身感じる事は、シーザスやマシューズの反復練習をいくら練習したとしても、
試合ではあまり使う場面は訪れないです。
反復練習はフェイントのタイミングやボールの扱い方を身につけるのには最適です。
ただいちばん大切な事はフェイントではなく相手の逆を突くという技術です。
いろいろな足技を使う選手でも相手に読まれる動きであれば簡単に奪われます。
相手の逆をつける選手はフェイントで相手の逆を作り出せますし、フェイントなしのワンタッチでも相手を抜けます。
そして試合中に多いのは(使える技術は)簡単にワンタッチで相手の逆を突いたり、多くてもワンフェイント入れて相手を動かす事で生まれる隙を作り出すプレーです。
ドリブルで相手を抜けないからと言って、フェイントの反復練習をするのではなく、
まずは相手の逆をつくという事を理解すること。
その相手の逆を作り出すためにフェイントを使うという事をトレーニングしたいです。
クリスティアーノ・ロナウドはシザースで跨ぎを多く使いますが、
DFはまたぐフェイントが怖いのではなく、
その後のトップスピードでのドリブルがいつ来るのか分からないという点が怖いのです。
その後のドリブルが緩急無くスピードアップできないドリブルであると抜き去ることは出来ず簡単にDFbに体を入れられてしまいます。
フェイントだけでは抜けないという事を理解し、ボールの動かし方、体の使い方、相手の動きを読む事を念頭にフェイントという手段を使えるようにしたいです。