小学3・5年生兄弟レッスン〜2vs1数的不利時の守備の対応〜
学年:小学5年生(11歳)
経験:少年団で週何度か
回数:個人レッスン
目的(悩み):スピードに乗ったドリブル、緩急、フェイント。
学年:小学3年生(8歳)
経験:少年団で週何度か
回数:体験レッスン
目的(悩み):ドリブル、フェイント、素早い動作。
サッカーにおいては、
数的不利の状況(例えば2vs1)で守備をしなくてはいけない場面が訪れることは珍しく有りません。
2vs1での数的不利な状況での守備では3つのポイントがあります。
①遅らせる。
②縦のスペースを消す。(前進させない。)
③パスコースを切りながら詰めて1vs1の状況に持ち込む。
まず①の遅らせるですが、単に後ろに下がるだけでは意味がありません。
ボールホルダーが前に仕掛けてきた時に、付いて行けるポジション、なおかつパスカットも狙える、もう一方の敵にパスが渡ったら同じようなポジションに素早く移動し攻撃の機会を与えないように下がっていきます。チャンスが有ればボール奪える事は必ず頭に入れておきたいです。
②では主に相手同士の距離が近い時に使えますが、とにかく前進させない。
パスを出されても縦へのスペースはきっちり埋め、前にボールを運ばせないようにします。
③では相手同士のパスコースをなくし、1vs1に持ち込んでいく守備方法です。
すぐに奪えればチャンスですが、時間がかかるともう一方の的にスペースを使われ2vs1の状況に戻ってしまいます。
3つ紹介いたしましたが、
数的不利での守備は、言葉通り数的不利で難しい守備になりますが、コツを掴めば対応可能とも言えます。そして奪えれば逆にチームにとってチャンスも訪れます。
相手の攻め方やチームの状況で、どう奪っていくか臨機応変に使っていければと思います。